ぶっちゃけ!通信制高校

現役生しか知らない通信制高校のメリット・デメリット

私は現在通信制高校であるNHK学園に在籍しており、入学して1年が過ぎようとする今、段々と学校の実状が掴めてきました。

悪い面、デメリットが見えてくることもありますが、想像以上に良い面が多かったというのが素直な感想です。

私自身、入学前に知っておきたかったな…と感じるものを中心に、メリット・デメリットを紹介していきます。

 

通信制高校のデメリット

日々の学習に関するサポートが少ない

毎日コツコツ勉強

通信制高校は基本的に登校が少なく、自宅学習という形式がメインになります。

私の場合は、登校は年に10日ほどしかなく、日々の学習はインターネットを通じてレポートを提出する形式です。

通信制高校の登校日数と学費 公立と私立の違いは?

インターネット上の特設サイトに自身のIDとパスワードでログインすれば、インターネットを通じてサイト内で日々の学習を行うことができます。

年で50、月にすれば4つほどのレポートがノルマとして課せられており、それらを終わらせることができなければ進級が難しくなる仕組みです。

 

それらのレポートは自ら率先して行う必要があり、サポートは最小限しかありません。

期限までに提出していなければ簡単な連絡こそ送られてきますが、それでもレポートを提出しなければそこまでです。

あくまで自分の意志で学習を進めていくというスタイルが求められます。

また、私が通っているのは私立の通信制高校ですから、公立になればさらにサポートが少なくなることでしょう。

自ら学習を進めていくことが苦手な方には、通信制はおすすめできないかもしれません。

 

さらに、これは大学受験勉強に関しても同じことが言えます。

流石にセンター試験対策の講座が開かれるなど、特別なサポートは存在しますが、それらは公開される(もしくは配布される)だけであり、やるやらないは個人の自由です。

私は大学受験をする気はありませんが、受験を考えるなら専門のサポート校に入学するか、塾へ入るかをするのが現実的なのかなと感じています。

通信制高校における大学進学の現状 推薦入試への影響は?

 

基本的に友達ができない

友達ができない

通信制高校において、友達は「作ろうと思わなければ」まずできません。

所属するコースによって登校の頻度が違うので一概には言えませんが、すくなくとも私のように年に数回しか登校しないコースではできないです。

登校こそありますが、人と接するような授業はまずなく、アクションを起こさずに友達ができることはありません

ですが、登校日以外に文化祭や体育大会といったイベント(自由参加)があり、それらは友達を作ることを目的に参加している人が多いので、参加すれば友達を作ることもできそうです。

つまり、友達が欲しければイベントに参加すればよく、参加しない人には基本的に友達ができないということになります。

私もそうですが、人間関係が苦手な方にはむしろメリットになるかもしれませんね。

友達はできるの? 通信制高校の人間関係と部活について

 

通信制高校のメリット

進学・卒業自体は難しくない

進学や卒業は簡単

よく「通信制高校は全日制高校より卒業するのが難しい」「通信制高校は卒業率が30%しかない」というような噂を耳にします。

実際の卒業率は公立で50%、私立で90%ありますし、前者も個人的には大間違いです。

私自身全日制へ通っていたことがありますから、これは断言できます。

通信制高校の進学・卒業が難しいなんてことはありません。

 

勉強を一日に30分もすれば十分な量の課題しか出されませんから、勉強が負担になるというのは考えづらいと思います。

例え通う学校の卒業率がとても低かったとしても、自分がしっかり(しっかりという程の量でもない)やれば良いだけの話ですよね。

 

そして、通信制高校で進学するためには、主にこれらをこなす必要があります。

レポート

試験

スクーリング

特別活動

 

普段の学習・レポート

レポートの課題に取り組む

学習のメインとなる「レポート」の難易度も高くはありません。

著作権の関係上、ネット上で行うレポートの画面をご紹介することはできませんが、ほとんどが空欄を埋める、もしくは選択肢の中から選ぶという学習形式になります。

「今回は教科書○○ページ~○○ページ」という形で学習の範囲がレポートごとに指定され、問題を解いていく形式です。

回答したらその場で答え合わせをすることができ、間違ってしまっても訂正すればOK。

時間をかければ全ての問題を正解にしてレポートを提出することも十分に可能です。

通信制高校の勉強時間と勉強レベル 公立は難しいってほんと?

 

最低限のスクーリング(登校)

憂鬱な登校日

通信制とはいえ、1年に数回は登校が義務付けられています。

私の場合、試験での登校を除けば1年に4日ほど登校日があります。

正直面倒ですが、授業で指名されたり人と交流することもありませんから、そこまで苦になりません。

授業もノートをとるということはなく、ただ先生が教科書の内容を説明するだけです。

通信制高校の集中スクーリング体験談

 

※登校に関しては学校によって大きくシステムが違うため、入学を考えている方は充分に比較して検討することをおすすめします。

私が入学した時はこちらのサイトで一括資料請求をしてまとめて比較しました。

なるには進学サイト

 

年2回の試験

試験が簡単

また、進学・卒業するために必要なものとして年に2回の試験があります。

試験に関しては、入学前に心配するに値しません。

数月分のレポートで勉強した範囲から問題が出題されるのですが、テスト前に試験対策プリントが配布されるからです。

私が通う学校では、そのプリントを1時間も勉強すれば試験は楽勝です。

80点は保証できるのではないでしょうか。

中間テストと期末テストの点数を合わせて60点を超えればOKなんて噂がありますから、試験に関してはあまり問題ないかと思います。

通信制高校(NHK学園)中間試験体験談

 

文部科学省が義務付ける特別活動

特別活動の説明

最後に、進学・卒業に必要なもう一つの条件として、「特別活動」というものがあります。

これは全日制高校では「ホームルーム」や「体育祭」などが該当するもので、1年に10個、3年で30個以上受けることが文部科学省によって義務付けられています。

全日制高校では毎日ホームルームがありますから問題になりませんが、私達通信制に通う生徒にとっては違うのです。

授業とは別に、「特別活動」を年に10回以上受ける必要があります。

すなわち、ホームルームや体育祭などのイベントに出席しなければならないことになっているのです。

 

えぇ!登校日以外にそんなイベントに出なきゃいけないの!?

そう思いませんでしたか?

私も昔思いました。

でもご安心ください、実際には文化祭や体育祭のイベントに出る必要はまずないんです。

 

ネットホームルーム

まず、授業を受ける登校日に20分ほどのHRが何回かあり、それで5回分ほど「特別活動」を受けることができます。

そして、残りの「特別活動」を消費する手段が「ネットHR」です。

これは若干グレーゾーンなのか学校の方もあまり積極的に紹介しようとしませんが、私としては大変助かっています。

「ネットHR」とはその名の通り、ネット上で行われるホームルームで、参加すれば「特別活動」が1時間分もらえます。

参加するといっても、喋るのは画面に映る先生だけであり、こちら側の音声や映像は配信されません。

チャット欄に自分の「生徒番号」を入力することで参加したことを表明できる仕組みです。

 

また、「ネットHR」の終わりに簡単な「課題」が課せられ、それを達成することでさらにプラス1時間分「特別活動」を受けることができます。

ですから、「ネットHR」一回につき「特別活動」2時間分を受けることができるのです。

そして、「ネットHR」は基本的に月1回(実施しない月もある)あり、年で10回ほど実施されるので、「特別活動」に関しては問題なくノルマをクリアできることになります。

さらにさらに、「ネットHR」に参加し忘れてしまっても、後から録画を見ることができ、課題だけ取り組むこともできます。(この場合は特別活動1時間が得られます。)

 

高卒認定試験の勉強は無理

以上の理由から、進学の簡単さという面で見れば、全日制とは比べるまでもありません。

また、これらは「高卒認定試験」との違いでもあります。

通信制高校に入るなら「高卒認定試験」だけ受けた方がよい、という意見もありますが、私はそうは思いません。

「高卒認定試験」は年に数回しか受けるチャンスがなく、不確実です。

勉強方法も自分で模索しなくてはなりません。

それに比べ、通信制なら1年~3年を通してゆっくりですが確実に「高校卒業資格」を取得することができます。

その簡単さは上に書いた通りです。

通信制高校の卒業は難しい? 高卒認定との違いは

 

自由に使える時間が多い

学校に関する課題が少ないことで、多くの時間を他のことに費やすことができます。

ほとんどの通信制ではアルバイトは自由ですし、むしろ推奨しているはずです。

また、正社員として働きながら通っているという人も少なくありません。

 

夢へ向かって

そんなに時間があるとだらだらしちゃうんじゃない?

そんな風に心配する方もいるかと思いますが、その心配は無用です。

いわゆるだらだらした生活を過ごす人というのは、現実逃避をしている人です。

厳しすぎる現実に目を向けられず、ゲームやアニメの世界に逃げ出します。

しかし、通信制高校に通うとそうはなりません。

競争というプレッシャーがかからないので、自分の現状を直視し、やるべきことをやる体質が身に着きます。

特に、夢がある人、目標がある人にとっては最高の環境になるはずです。

 

ちなみに、私は1年のほとんどの時間をWebサイト制作に費やしています。

少し偉そうなことを言ってしまいましたが、私はそれだけ全日制高校から通信制高校へ転校したことを良い決断だったと感じているのです。

全日制へ行っていた頃は毎日朝起きては絶望するような生活を送っていましたが、通信制に入ってからは今日もやるぞ!と活力漲る毎日を送っています。

私が全日制高校を退学して通信制高校へ入学するまでの体験談

通信制高校への転入・編入まとめ 時期と単位と年次の関係

 

公開日:
最終更新日:2016/04/23

 

通信制高校に少しでも興味がある方へ

私が通信制高校に初めて興味をもって調べていた時、最初は公式ホームページを見ていました。

でも、公式ホームページには重要な情報が載っていないことが多いんですよね。

酷いところでは重要な学費に関する項目も丁寧に書かれていません。

そこで無料の資料請求をしてみたのですが、これが正解でした。

重要な学費に関する項目はもちろん、どんなコースがあってどんな環境で勉強することができるのかなど、わかりやすく書かれているのです。

2016-02-04 12.40.51

※実際に届いた資料です。

コースごとにかかる学費をシュミレーションして、わかりやすく表にまとめられています。

 

2016-02-04 12.41.59

コースによって変わる登校やレポートのシステムもわかりやすく紹介されています。

自分に合ったコースを見つけ出すことが可能です。

 

2016-02-04 13.19.41

新入学・転入学・編入学などの手続きに関する詳細も。

 

私の場合はなるには進学サイトというWebサイトで資料請求してみました。

ズバット通信制高校比較というサイトにはNHK学園の項目がなく、こちらのサイトには用意されていたことを憶えています。

完全に無料ですし、興味がある学校の資料をまとめて請求して比較すると、それぞれの学校の特色がわかって面白いですよ。

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