ぶっちゃけ!通信制高校

通信制高校の登校日数と学費 公立と私立はどう違う?

      2016/03/25

入学する通信制高校を選ぶ際、登校日数と学費は最も注意して見ておきたいポイントです。

学校によってかなりの差がありますから、入学してから「あっちの学校にすれば良かったなぁ…」なんて思わないために、充分すぎるほど検討しましょう。

そして学校の良し悪しを検討する際、比較の基準となる知識を持っているだけでグッと楽になります。

通信制高校は公立と私立で大きな違いがあり、優先して知っておくべき事項はそこです。

ですからこのページでは、私立と公立の違いに焦点を当てて登校日数と学費についてご紹介します。

登校日数と学費 私立と公立の違いは?

通信制高校の登校スタイル

公立の通信制高校は、国が定めているシステムに沿って運営されており、全生徒の学習スケジュールが同一のものになっています。

その登校頻度は週に一回で、毎週日曜日が登校日です。

 

一方、私立の通信制では学校によって様々な登校コースが用意されており、自分の選択したコースによって登校日数が変わることになります。

登校頻度の幅は本当に広く、全日制高校のように毎日通学するコースから、年に5日程度しか通学しないコースまで存在するのです。

流石に、「一度も登校しなくていいですよ」という学校はありません。

授業を受ける「スクーリング」に4日、「試験」に1~2日はどうしても使いますからね。

通信制高校の集中スクーリング体験談

通信制高校(NHK学園)の中間試験体験談

 

通信制高校の学費

大まかな学費としては、公立なら3年間通っても10万円程度で卒業できます。

コースは一つしかありませんから、学校によって大きく違うということもないでしょう。

私立になると学校によって差はありますが、1年20万円程度が目安になります。

また、これは年に5回~15回程度の登校日数しかないコースの金額の目安であり、全日制のように週5回以上通学するコースとなると、+20万円は考えておいた方が良さそうです。

学校ごとの詳しい情報は資料請求などしてご確認ください。

一つの参考としてNHK学園の登校コースに関しては、下にグイーッとスクロールしていただくことでご覧になれます。

 

さらに、そこからサポート校へ入るとなると、2倍近い学費がかかります。

サポート校とは通信制高校の生徒を対象に、進学や卒業をサポートするための教育機関であり、近年増加傾向にあります。

サポート校の学費はどの程度かかるのか、また卒業するために入学した方が良いのかなどに関しては通信制高校・サポート校・定時制高校の違い 卒業と進学の現状をご覧ください。

 

高等学校等就学支援金について

やや負担が大きく感じる私立の通信制高校ですが、国の制度を上手く利用することで年間8万円程度にまで学費を少なくすることができます

利用するのは「高等学校就学支援金」という26年度からスタートした制度です。

各世帯の年収に応じて支給額が変わりますが、その支援金額は決して少なくありません。

また、この支援金は返済義務がなく、完全に無償です。

「私立の通信制へ通いたいけど学費の不安が…」という方は、制度の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

年間所得額 支援金額
~350万円 192000円
350万円~590万円 173232円
590万円~910万円 115488円

さらに詳しくは、文部科学省のホームページをご覧ください。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342600.htm

 

まとめ

登校日数 学費
公立通信制 週1日 約3万円/年
私立通信制 年5日~ 約20万円/年
私立通信制+サポート校 年20日~ 約40万円/年

※高等学校就学支援金は含めておりません。

 

少し余談ですが、このような登校システムを知って気になるのが、進学や就職についてのことですよね。

そんなに少ない登校で大学進学は大丈夫なのかな…

現在では大学進学をする気はありませんが、私も入学前にそのようなことを考えました。

大学進学や就職の実態については、個別ページで詳しくご覧ください。

通信制高校における大学進学の現状 推薦入試への影響は?

通信制高校の就職事情 面接で不利にならないの?

 

具体例 NHK学園の登校コース一覧

このようなコースがありますよ、という具体例をNHK学園を挙げてご紹介しようと思います。

NHK学園は通信制の中でコースの幅が広い部類に入りますから、良い参考になるはずです。

ベーシックコース

ネット学習コース

ネット学習Do itコース

登校コース

 

ベーシックコース(普通科・単位制)

登校:月1~2日

自宅学習:郵送レポート、放送視聴

学費:192000円+教材費/年(20単位履修の場合)

特徴:一般的なコース。放送視聴と郵送レポートが学習の軸になり、月1、2回のスクーリングで疑問点を補完できる。

 

ネット学習コース(普通科・単位制)

登校:月1~2回もしくは年4日連続でまとめて

自宅学習:インターネットリポート、放送視聴

学費:232000円+教材費/年(20単位履修の場合)

特徴:パソコンとインターネットを用いてリポート学習を進めるコース。登校は月1~2回のシステムか、4日まとめて集中スクーリングに出席するか選択することができる。私が通っているのはこのコースです。

 

ネット学習Do itコース(普通科・単位制)

登校:1年次は5~10日

自宅学習:インターネットリポート、放送視聴

学費:272000円+教材費/年(20単位履修の場合)

特徴:NHK学園独自の不登校生を対象にしたコース。基本的にはネット学習コースと同じですが、体育は2年次からスタート、3年次からは職業技術訓練がある、などの特徴をもちます。

 

登校コース(普通科・単位制)

登校:週3日

自宅学習:郵送リポート

学費:452000円+教材費/年(20単位履修の場合)

特徴:クラスでの活動や部活動にも積極的に取り組むことが出来るコースです。1クラス20名程度の少人数制を採用。

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