ぶっちゃけ!通信制高校

通信制高校への転入・編入まとめ 時期と単位と年次の関係

      2016/05/10

転入の内容

通信制高校への転入・編入を考える場合、調べるべきことはたくさんあります。

単位の引き継ぎや出願時期などは特に重要ですから、充分すぎるほど理解しておくべきです。

私が転入した際にも調べてもわからないことが多く、随分と悩まされたことを憶えています。

このページでは、通信制高校へ転入する際に絶対に知っておくべきことと、私が転入した時に知っておきたかったことをまとめました。

少しでも転入・編入を考えている方は是非ご覧ください。

また、このページには通信制高校のメリットや詳しい内部事情は書かれていませんので、ご要望の方はこれらのページをご覧ください。

現役生しか知らない通信制高校のメリット・デメリット

通信制高校の登校日数と学費 公立と私立の違いは?

転入・編入時の単位の引き継ぎと年次の関係

転入と編入の違い

そもそも、転入と編入では何が違うのかをご説明します。

転入」はいわゆる転校のことであり、高校に在籍している状態で他の学校へ移ることをいいます。

一方、「編入」は学校を退学した状態で新しい学校へ入ることをいうのです。

どちらが良いのかといえば、それはもちろん退学したことにならない「転入」の方ですね。

 

通信制高校に限らず、高等学校間で転入・編入する際には、修得した単位を引き継ぐことができます。

一度退学してから何年か経った状態であったとしても、手続きを踏むことで過去に修得した単位を引き継ぐことが可能です。

その手続きとは、通っていた学校に連絡し、修得単位と成績を証明する書類を作成してもらい、入学願書などと同時に提出することを指します。

 

単位

過去に修得した単位の数によって、転入・編入時の年次(学年)が決まります

学校によって違いはありますが、5単位以下なら1年次から、6単位~39単位で2年次から、40単位以上で3年次からというシステムになっていることが多いです。

これには1年で修得できる単位数の上限が関係しており、1年の単位上限が34単位の学校の場合、上のようになります。

卒業には74単位必要ですから、2年次からスタートするには最低6単位持っていなくてはならないということですね。

通信制を選ぶ際、1年で修得できる単位数の上限はよくご確認ください。

 

また、通信制高校の卒業に必要な単位数は、高卒認定試験でカバーすることが可能です。

例えば、「今までに39単位修得した状態で通信制へ転入したい!でもこのままでは2年次生として入学することになってしまう… あと1単位あれば3年次生として入れるのに…

こんな状況の時、高卒認定試験を活用できます。

高卒認定試験は8月と11月に2回あり、それぞれの出願期間は4~5月と9月です。

転入予定時期と見比べ、最適な単位取得の方法を見つけましょう。

追記

高卒認定試験で修得した単位を卒業するために利用できるかどうかは、学校によって異なるようです。

正確でない情報を掲載してしまい、申し訳ありません。

利用できるかどうか、入学を検討する際によくご確認ください。

 

転入・編入の可能な時期

転入できるのか、退学して編入しなければならないのかわからない

そんな方は、まず行く予定である通信制の出願期間をご確認ください。

通信制高校は転学してくる生徒を毎年多く受け入れるため、新入学と同じように転入・編入の出願期間を設定しています。

学校によって違いますが、大きな差はないため、ここではNHK学園の出願期間を参考としてご覧ください。

 

NHK学園 平成27年度、28年度の入学生出願期間

平成27年度

………

4月1日~12月18日:転入学

8月1日~9月30日:後期編入学

 

平成28年度

1月25日~4月30日:新入学・前期編入学

3月1日~12月16日:転入学

………

 

見ての通り、転入学は1月、2月、(3月)以外のほとんどの期間で受け入れています。

出願の1か月後から学習をスタートできると思えばよいですから、12月16日の出願で入学するとその年次が3か月ほどしか残されていないことになりますが、その場合は履修する単位数を減らすなどの措置をとるようです。

編入学は前期(1月~4月)と後期(8月~9月)の2回に分けて募集されており、タイミングは新入学と同じです。

転入学は1月、2月、(3月)は行えないので、どうしてもそのタイミングで入学したい場合は、一度退学して編入学をしなければならないということになります。

 

時期による転入・編入の例

高校一年生の8月時点で不登校→9月から1年次生として転入学

高校一年生の12月時点で不登校→1月から1年次生として転入学

高校一年生の1月時点で不登校(単位を修得できそうもない)→退学して2月から1年次生として編入学、もしくは4月から1年次生として転入学

高校ニ年生の8月時点で不登校(修得済単位5つ)→9月から1年次生として転入学

高校二年生の8月時点で不登校(修得済単位10)→9月から2年次生として転入学

 

通信制高校への転入・編入に必要な手続き

通信制高校へ転入・編入するためには、以下のような手続きが必要になります。

なお、これはNHK学園の手続き手順を基にしていますので、参考程度にご覧ください。

NHK学園以外に入学を希望する際は、必ず学校のホームページを見たり資料請求をするなどして、正しい手順を確認するようにしましょう。

①案内書、願書等資料の請求

②前籍校へ修得単位等の証明書の郵送を依頼

③書類に必要事項を記入&提出&「入学選抜料」の支払い

④面接に関する連絡が届く

⑤面接(本人)

⑥合格通知、履修科目確認票、入学手続きのしおりなどが届く

⑦履修科目確認票を提出

⑧学費等の払い込み用紙、教材などが届く

⑨学費の納入&学習スタート

 

①案内書、願書等資料の請求

通信制高校の資料

希望する学校の資料を請求しましょう。

案内書、願書などの他に、健康診断書なども入手する必要があります。

ですが、資料を請求すればまとめて全て入っているものですので、特に心配は無いでしょう。

公式ホームページからも請求できますが、専門サイトからの請求でもOKです。

なるには進学サイトなど

 

②前籍校へ修得単位等の証明書の郵送を依頼

ここは正直面倒なステップですが、必要不可欠です。

前籍校へ電話などで連絡を入れ、学籍・就学状況証明書や在籍期間中の教育課程票の写し、修得単位と成績を証明する書類などを郵送してもらう必要があります。(場合によっては取りに行かなくてはならないことも)

私は転学する際にこれらの書類をもらうために、やや苦労しました…

その時の体験談はまた別の記事で書こうと思います。

 

③書類に必要事項を記入&提出&「入学選抜料」の支払い

転入の志望動機

無事、願書や修得単位を証明する書類などを手に入れたことが前提です。

願書には住所や名前などの他に、入学を希望する理由、退学理由などを書く欄がありますが、肩に力を入れすぎる必要はありません。

ここでいくらテキト―に書いたとしても、それだけで落とされるなんてことはないでしょう。(というより落ちること自体まずありません)

また、①で請求した資料の中に健康診断書も入っているはずですので、それも記入する必要があります。

近くの内科で健康診断を受け(ほぼどこでも一年中受けられます)、お医者さんに内容を記入してもらいましょう。

さらに、「入学選抜料」といういわば面接代をこのタイミングで支払うことが多いです。

10000円程度ですので、そこまで心配する必要はありません。

 

④面接に関する連絡が届く

書類に不備がなければ、面接の日程と場所に関する連絡が郵送されてきます。

(書類に不備があれば、もう一度提出することになります。)

 

⑤面接(本人)

指定された場所と時間に、本人だけで面接へ行きます。

そこまで大変なものではありませんが、詳しい内容についてはまた別の記事でご紹介します。

私が全日制高校を退学して通信制高校へ入学するまでの体験談

 

⑥合格通知、履修科目確認票、入学手続きのしおりなどが届く

99%、合格通知が届きます。

面接の際、同時に履修科目の確認も行いますので、自分だけで履修科目を決めるというわけではありません。

打ち合わせした通りに履修科目を決め、入学のしおりなどにも目を通しておきましょう。

 

⑦履修科目確認票を提出

郵送で提出します。

 

⑧学費等の払い込み用紙、教材などが届く

履修科目確認票が届き次第、学費関係の用紙や教材が届きます。

 

⑨学費の納入&学習スタート

学費を納入し、やっと入学できました。

学習もスタートです。

転入や編入の場合はリポート提出の期限も遅らせてくれることが多いですので、焦らずに慣れていきましょう。

 

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